北海道地区大会とは
毎年、北海道の1つの都市で開催され、現状の課題から未来のために考え、今後の私たちの生活のために学ぶ「フォーラム」と呼ばれる公開討論会を行います。各地会員会議所会員をはじめ、北海道すべての人々にもご参加いただくことができます。また私たち各地会員会議所会員は開催都市に集結し、地域を知り、未来のために学び、仲間との懇親を深めます。
今年のテーマ・趣旨
かつて黒いダイヤと称された石炭。南空知は国内最大の産炭地として日本の近代化を支えました。岩見沢市は夕張市や美唄市、栗山町をはじめ炭鉱で働く多くの労働者が、浴(ゆあみ)で疲れを癒した地と言われ浴澤(ゆあみさわ)と称され、転じて岩見沢という地名になりました。唯一の憩いの場所、岩見沢は周辺の炭鉱の開発とともに交通の要衝・ヒトとヒトが交わる要衝として、南空知の市町村を繋ぐ広域連携の中心を担い発展してきました。しかし、エネルギー転換による炭鉱の閉山により、住み暮らしたかけがえのない地域は輝きを失い、これまでに経験したことのない人口減少、深刻な若年労働力の不足が経済発展の妨げとなるなど、社会環境の危機が目前に迫っています。また道内各地青年会議所においても会員減少が著しく、地域により良い変化を起こす運動にも大きな影響を与えています。
人口減少下においても持続可能な地域発展ができるよう、周辺地域との連携は必須です。地域がそれぞれの特徴を活かしながら、密接な連携と役割分担のもとで独自性を発揮することで、道民の幸福を追求していくことが必要です。南空知では岩見沢市を中心に「ワインツーリズム」や「南空知圏域連携」をはじめとする政策で人口減少や経済問題について取り組んできました。行政コストの削減のみならず、産業の集約化が進み市町村や地域の枠を超えることで新たな発想や工夫が実装されます。
南空知の4つの青年会議所が約60年間地域で行ってきた運動を本大会にて融合させ、長所を活かし補完しあうことで、次の時代に向けたより良い変化を生み出す仕組みを構築します。エネルギー転換の影響を大きく受けた夕張市だからこそ地元を愛し住み暮らす人々のアイデンティティを掘り起こし、観光シフトへの転換をいち早く図った美唄市のネットワークを活用させ、地域文化を活かしたまちづくりを進める栗山町とともに、交通の要衝として繋がりを担ってきた岩見沢がそれぞれを繋ぐことで課題解決の道標とします。
自らの住み暮らす地域を見直し、「ないものねだり」から「あるものさがし」へ、その地域の特徴を生かした独自性の発掘による価値の創出を諸問題解決の糸口とします。また、個性溢れる地域が認め合い、それぞれの独自性をもつ地域の点と点を線で繋ぎ、大きな円とすることで、強固なネットワークを形成した地域が溢れ、かけがえのない北海道へと帰結させます。
第71回南空知いわみざわ大会では、地域の強固な連携によりこれまで得た知見を持ち寄り、課題解決を積極的かつ戦略的に進めることで、魅力ある地域が関係人口の増加から経済の好循環が起こるロールモデルを生み出し、住まう人々が笑顔で誇れる地域となることを提示します。かけがえのない地域を守るべく、愛するもの全てを豊かにする覚悟をもって未来をつくろう。誰もが住み暮らし訪れたい、あこがれる北海道へ。
地区大会のバナー
組織図
主催実行委員会組織図
主管実行委員会組織図
主催組織
大会長 | 三澤 計史 |
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直前大会長 | 福西 秀幸 |
副大会長 | 玉田 尚久 |
副大会長 | 鈴木 裕輔 |
副大会長 | 阿部 一雄 |
副大会長 | 平尾 嘉典 |
副大会長 | 西埜 弘樹 |
副大会長 | 小谷 行正 |
副大会長 | 野表 武史 |
主催実行委員長 | 小西 政広 |
主催副実行委員長 | 玉川 健吾 |
運営局長 | 後藤田 勇人 |
運営局次長 | 水島 光 |
運営局次長 | 竹本 学 |
運営局次長 | 野口 裕行 |
運営局次長 | 片岡 正太郎 |
顧問 | 梶原 一生 |
顧問 | 新谷 正樹 |
顧問 | 山形 智信 |
監査人 | 藤田 真吾 |
監査人 | 藤原 啓輔 |
会計監査人 | 佐藤 祐一 |
過去の地区大会
第70回 北海道地区大会 千歳大会 | |
第69回 北海道地区大会 旭川大会 | |
第68回 北海道地区大会 北見大会 | |
第67回 北海道地区大会 苫小牧大会 | |
第66回 北海道地区大会 釧路大会 |
公益社団法人日本青年会議所 北海道地区協議会は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
公益社団法人日本青年会議所 北海道地区協議会は、新型コロナウイルス感染症対策として、新しい生活様式である新北海道スタイルを推進するとともに、第71回 北海道地区大会 南空知いわみざわ大会では、新北海道スタイルに沿った形で大会を行うことを心がけています。