公益社団法人日本青年会議所 北海道地区協議会
第67回北海道地区大会 苫小牧大会

祝 辞

北海道知事

高橋 はるみ

 公益社団法人日本青年会議所北海道地区協議会第67回北海道地区大会が、苫小牧市において盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
 中村会長をはじめ、北海道地区協議会の皆様におかれましては、日頃から青年会議所の基本理念である「明るい豊かな社会の実現」に向け、道内各地の青年会議所の先頭に立って、地域の活性化と人づくりにご尽力されていることに深く敬意を表します。
 本道は今、人口減少や少子高齢化に伴い、需要の減退や産業の担い手不足などに直面しており、本道が将来にわたり持続的に発展していくためには、ふるさとを思いながら、直面する課題に挑戦する、若い皆様の発想と行動力がますます重要となっています
 こうした中、「未来への道」をテーマに開催される本大会は、先輩から連綿と受け継がれてきた地域への熱い思いを確かめ合うことができる貴重な機会であり、全道各地の仲間たちとの絆をより一層深められ、未来に挑む意思と強いネットワークを持ち帰って、それぞれの新たな活動につなげていただくことを心から期待しています。
 今年は北海道命名150年の節目の年です。道といたしましても、先人から受け継いだふるさと北海道を次の世代に引き継いでいけるよう、未来を担う人づくり、そして、活力のある地域づくりに取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 結びに、日本青年会議所北海道地区協議会及び各青年会議所のご発展並びに、会員の皆様のますますのご健勝とさらなるご活躍を心からご祈念し、応援のメッセージといたします。

苫小牧市長

岩倉 博文

 このたび、当市におきまして、「公益社団法人日本青年会議所 北海道地区協議会 第67回北海道地区大会 苫小牧大会」が盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
 また、本年は、一般社団法人苫小牧青年会議所創立65周年の記念すべき年でもあります。重ねてお祝いを申し上げますとともに、65年という長きにわたり、市政の発展へ多大なる御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 前回、当市で北海道地区大会が開催されたのは、平成16年のことでございましたが、こうしてまた、全道各地から青年会議所並びに大会関係者の皆様をお招きできましたことを非常に喜ばしく思うとともに、心から歓迎の意を表する次第でございます。
 さて、当市は昭和23年の市制施行から今年で70周年を迎えました。人口3万3131人で誕生した苫小牧市も、今では人口17万2千人を数えるまでになり、北海道有数の産業拠点都市として発展してまいりました。
 その一方で、我が国は人口減少と少子高齢化が同時進行するという困難な局面を迎えており、当市も例外ではありません。
 当市では、空港と港湾のダブルポートを擁するという立地の良さを生かし、ものづくり産業のさらなる集積や、臨海ゾーンにおけるロジスティクスの構築、そして、臨空ゾーンにおけるIR(統合型リゾート)などの国際観光リゾートの展開を成長戦略として掲げております。これらの取組を着実に進め、本大会のテーマでもある「未来への道」を皆様とともに切り拓いていきたいと考えております。
 会員の皆様方には、行政の心強いパートナーとして、引き続き、御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、本大会の御盛会と公益社団法人日本青年会議所北海道地区協議会のさらなる御発展、並びに皆様方の御健勝と御活躍を祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。